求められる能力

簿記3級の資格は、取得しただけでなく、それに応じた能力を持っていないと、仕事をすることは難しいでしょう。
収入や支出など、計算に使う数字を見ただけで企業の大きさや経営状態を把握することができる能力が必要になってきます。
簿記3級の資格取得者を募集している企業は、それくらいの能力があると思って採用するのが普通です。

自社の帳簿付けだけでなく、他企業と取引をする会社に勤めるのであれば、取引先企業の経営状態も把握する能力が必要。
計算された結果をもとに営業が動く場合も多いので、会社にとってはとても重要な仕事を任せられることが多いということを理解しておきましょう。

資格を取得しただけでは、求められる能力を身に付けていないこともあるので、自分がどれだけ中身を理解しているのか、どれくらいのレベルを持っているのかを確認しておいた方が無難です。
就職が決まったのに仕事ができない、ということは絶対に避けておきましょう。